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Premium Levy(保費徴費)とは?|香港保険・オフショア投資情報
2023.10.13
Premium Levy(保費徴費)とは?
イラストレーションには、下記のように保険料の他に『Premium Levy』という項目があります。この半端な金額はなんだろう?と思った方もいるかもしれません。
これは2018年1月1日に施行された、香港の保険業条例(第41章134条)に基づき保険料に対し課される税金です。Levyは、香港保険業監管局(IA)が財政的に独立して運営されるための運営費となり、2018年1月から4段階で引き上げられてきました。
2018年1月~2019年3月末まで 保険料の0.04%(上限40香港ドル)
2019年4月~2020年3月末まで 保険料の0.06%(上限60香港ドル)
2020年4月~2021年3月末まで 保険料の0.085%(上限85香港ドル)
2021年4月以降 保険料の0.1%(上限100香港ドル)
対象となる保険料
2018年1月1日以降に支払われる全ての保険料および全期前納の保険料が該当します。
Levyの計算方法および納税方法
保険会社は毎年契約応当月にLevyをお客さまから徴収し、代行して納付することになります。具体的に支払頻度別でみると以下のようになります。
【月払いの例】2020年5月に200米ドル/月で契約した場合
毎年5月に以下のLevyが徴収されます。
初年度:年間保険料2,400米ドル×0.085%=2.04米ドル
2年目以降:年間保険料2,400米ドル×0.1%=2.4米ドル
【半年払いの例】2019年1月に5,000米ドル/半年で契約した場合
毎年1月に以下のLevyが徴収されます。
初年度:年間保険料10,000米ドル×0.04%=4米ドル
2年目:年間保険料10,000米ドル×0.06%=6米ドル
3年目:年間保険料10,000米ドル×0.085%=8.5米ドル
4年目以降:年間保険料10,000米ドル×0.1%=10米ドル
【年払いの例】2023年1月に50,000ドル/年で契約した場合
毎年1月に以下のLevyが徴収されます。
初年度以降:年間保険料50,000米ドル×0.1%=50米ドル
→上限を超えているので、100香港ドル
【2年分全期前納の場合】2018年4月に100,000ドル/年で契約した場合
毎年4月に以下のLevyが徴収されます。
初年度:年間保険料100,000米ドル×0.04%=40米ドル
→上限を超えているので、40香港ドル
2年目:年間保険料100,000米ドル×0.06%=60米ドル
→上限を超えているので、60香港ドル
※保険契約通貨が香港ドルでない場合、保険料払戻金上限額は、各保険会社が随時決定するその時点の実勢為替レートで保険契約通貨に換算されます。
▼香港保険業監管局HPのLevyの案内
https://www.ia.org.hk/en/aboutus/role/files/IA_leaflet_3Mb.pdf
基本的には、毎年保険料とLevyは併せて請求されるので別途支払う必要はありません。
支払い方法が送金の場合は、弊社より事前にLevy+保険料の送金金額をメールにてご案内させていただいておりますので、そちらをご参照いただけますと幸いです。
その他ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせフォーム:https://www.jafunds.com/contact/
メール:info@jafunds.com
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