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香港の格付けを「AA+」に据え置き、見通し安定的 = S&P|香港オフショア投資情報

2022.06.13

香港現地情報金融情報

香港の格付けを「AA+」に据え置き、見通し安定的 = S&P

格付け会社S&Pグローバル・レーティングスは2022年5月、香港の外貨建て長期信用格付けを「AA+」と、安定的な見通しを付して据え置きました。香港では、新型コロナウィルスの第5波が第1四半期の経済パフォーマンスに深刻な影響を与えましたが、現在経済は回復してきており、香港政府の財政構造に深刻な影響を与えることはないと考えられます。

また香港政府は、財政的緩衝を損なうことなく、政策の予測可能性を低下させることなく、最近の経済変動や政治的変化に対処することができています。

ハンセン指数

ハンセン指数は3月中旬に19,000を割り込む急落を見せた後、4月から5月にかけては反発し、20,000から22,000の幅で推移しました。5月下旬、中国の李克強首相は経済再生のため、中国全土から10万人の関係者を集めて緊急会議を開催したことが、ハンセン指数のパフォーマンスにとってプラス要因となっています。

米ドル/香港ドル

香港ドルと米ドルは、ペッグ制により為替が固定されていますが、正確には7.75~7.85香港ドルの変動許容範囲が設けられています。香港ドルは相場が上がり気味の状態で、変動幅の下限である7.85香港ドルから遠ざかっています。これは、香港経済への資本流入を意味しています。

香港では、長きにわたる新型コロナウィルスの規制が徐々に緩和されつつあり、経済の見通しが明るくなってきていると同時に、今回格付けが維持されたことは、香港の経済基盤が強固であることが証明されたと言えるのではないでしょうか。

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